こんにちは、目黒モナーク動物病院、院長の佐藤です。
5月に入りましたね、
今年も東京では、緊急事態宣言下でのゴールデンウィークを迎えることになり、
我慢を強いられる状況が続いていますが、気候は春らしい、暖かい陽気になっています。
学芸大学・都立大学近辺のフィラリア予防時期はいつから?
ぽかぽか陽気を迎えることは、同時にフィラリア予防の時期を迎えることになります。
学芸大学や都立大学近辺では、だいたい4月ぐらいが蚊の発生する時期とされていますが
最近は温暖化のせいもあり、蚊の発生する時期が早くなっているのかもしれません。
実際、フィラリア予防の時期に入る前から
「蚊をみかけたから早めに予防をしたい」と連絡をいただくこともあります。
環境に応じた適切な予防が必要
蚊の発生は、住宅環境や生活環境によっても違いがあります。
草むらや木の多い場所などに住んでいる場合とマンションなどでも違いはありますし、
犬のお散歩で草むらや木の多い場所によく出かけるかどうかでも異なるでしょう。
実際、ゴルフ場やアウトドアなどによく行かれる方から蚊の話を聞きます。
フィラリア症の予防は、獣医療関係者と犬の飼い主様の協力によって、
長い時間をかけて、定着してきました。
開業当初の20年前から近年に至る間でも予防の定着を実感しています。
ただ、このように集団感染を防ぐ予防をしていても、
まだ東京都内では3割弱の感染率があります。
まだまだ注意が必要な予防のひとつですので、
感染をしないさせないことが動物たちを守ることにつながります。
環境によって時期は異なりますので、
獣医師と相談しながら、しっかり予防を継続していきましょう。