帰宅後の「下痢」「嘔吐」対処法

飼い主様が帰宅した時、ワンちゃんや猫ちゃんがお留守番中に下痢や嘔吐をしていたら、驚くことがあるかもしれません。

ゲージや家の中に吐物があり、動物たちがそれを踏んでしまっていたり、掃除が大変な状況もよくありますよね。
そんな時、飼い主としてどう対処すればよいのでしょうか?

 

まずは冷静に状況確認を

帰宅後に下痢や嘔吐の痕跡を見つけたら、まずはワンちゃんや猫ちゃんの様子をよく観察しましょう。
表情や行動が普段通りで元気そうであれば、慌てる必要はありません。
次に、家の中に食べてはいけないものが落ちていないか(食べてはいけないものを食べていないか)確認し、便や吐物の写真を撮っておくと、後で病院に行った際に役立ちます。

 

元気なら様子見を

もしワンちゃんや猫ちゃんが元気で、いつも通りごはんを欲しがるようであれば、以下の対応を試してみてください

  • ・お水は一気に飲ませず、少しずつ与える
  • ・ごはんは通常の1/3程度からスタートし、様子を見ながら与える
  • ・その後の状態をしっかり観察する

 

いつもと違う様子なら病院へ

逆に、元気がない、食欲がない、隅にじっとしている、ぐったりしているなど、普段と違う行動が見られた場合は、すぐに病院に連れて行くことをおすすめします。

下痢や嘔吐の原因は、誤食や中毒、膵炎、胃腸炎、肝炎、尿毒症など多岐にわたり、放置すると重篤な症状に進展することもあります。

 

迷ったらまず相談を

「このまま様子を見てもいいかな?」「すぐに病院に行くべき?」と迷った時は、病院に連絡して獣医師に相談するのが安心です。

早めの対応が、愛犬や愛猫の健康を守る鍵となります。

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