こんにちは、目黒モナーク動物病院、院長の佐藤です。
「口からふわっとにおいがしたような…」「お口のにおいがちょっと気になる…」ということはありませんか?
においにはさまざまな原因がありますが、その中でも口腔内の環境はどうでしょうか?
においが強くなってきて気になるときは、定期的なボディチェックの際に、お口の中も診てもらいましょう。
歯石が付着して、歯と歯間の境目が赤く腫れている場合や、歯間のラインが破線や逆U字型に赤くなっているケースがあります。
これらはどちらも歯肉炎が原因で、においの元となることがあります。
においが気になり始めたら、歯肉炎のサインかもしれません。
重度の歯肉炎では、においがかなり強くなっており、歯科処置が必要になります。
軽度で気になり始めた状態であれば、麻酔を使わないプラズマ治療器「Pidi」による定期的なケアをおすすめします。
歯肉の赤くなっている患部に数分間プラズマの風(照射)をあてるだけなので、ワンちゃんや猫ちゃんにとって負担の少ない新しい口腔内ケアの一つです。ご興味がありましたらご相談ください。