雷は怖いですね。あの光と音!
異常気温により雷雲ができやすく、これからさらに増えてきます。
その時、皆様のワンちゃんとネコちゃんはどのようなリアクションをしますか?
- 「怖がって震える」
- 「暗いところや隅に隠れる」
- 「呼吸がはやくなりハアハアしだす」
- 「家の中をウロウロして落ち着かない」
- 「吠える、泣く」
- 「平然として気にしない」
など、さまざまなリアクションを皆さんからお聞きします。
過度な驚きでケガをすることや消化器症状など雷によってトラブルが…
当院での例では、雷にびっくりしてパニックになり、
飛び回ったところに熱いお湯があったことで熱傷、高いところから落下して骨折、てんかんが発症しやすくなったり、下痢や嘔吐などを起こしたりとトラブルがあります。
自然発生時の雷は防ぎようがありません。
対策として、大きな「音」「光」に慣らすといっても難しいことと思います。
- 「いつもいる環境の中で安心できる場所づくり」
- 「落ちても大丈夫なくらいの高さ設定にしておく」
- 「留守中には無音にしないようにする」
- 「パニック状態になってウロウロすることを想定してぶつかるものや落ちて危険なモノは整理しておく」
など日頃から気を付けることを心がけることが大切です。
感覚が豊な動物たちは、音や光だけでないその時の急激な気圧や大気の変化で対応できないこともあります。
声掛けや抱っこなどをしてもパニックになってしまう場合は抗不安薬といった投薬も必要となるでしょう。
事前に対策のひとつとして、ご相談ください。