こんにちは、

目黒モナーク動物病院、院長の佐藤です。

突然ですが、
ワンちゃんやネコちゃんの体を触っていて、、、

皮膚の表面に丸いできものがある。

触るとまるいしこり？みたいなのがある。

イボ？みたいなのがある。

少し大きくなってきて、赤みを帯びてきた。など

動物たちは気にしていないようにみえるけど、飼い主さまは気になって…

こんなことはないでしょうか？

当院としては、

「できもの」は放っておいていただかずに、
まずはその「できもの」の中身が何であるのかを調べます。

具体的には、

検査は細い針を刺して中の細胞を吸引、採取して顕微鏡で観察します。

「できもの」が悪性の疑いがある場合、診断がつかない場合は
病理組織診断検査を行います。

「できもの」が悪性の場合
切除、化学療法、放射線治療、光線温熱治療などがあります。

「できもの」が良性の場合
経過観察が比較的多いのですが、
歩行に影響がある、動物が気にして舐める、搔き壊す、など
生活に影響がでてくる場合は、
切除や大きさが小さい場合は、凍結治療も選択肢となります。

「できもの」は
見た目で判断するのではなく、
全身に転移するものがあり、
危険なケースもあります。

もし、ワンちゃんやネコちゃんの体にできものを見つけたら、
早めに受診し、検査をすることをおすすめします。